一遍

一遍 (いっぺん)  1239(延応元)年~1289(正応2)年
鎌倉時代中期の僧侶。時宗(じしゅう)開祖。全国各地で賦算(ふさん)と呼ばれる念仏札を渡し踊りながら「南無阿弥陀」と念仏を唱える「踊り念仏」で多くの信者に慕われた。徹底的に自分の持っているものを捨てたことで「捨聖(すてひじり)」とも呼ばれた。
そこには後に教えの正しいをめぐって弟子や信者たちが無用な争いせずに純粋に仏様に心寄せて人として生きることを願う気持ちが現れていると言われている。肖像は遊行寺HPから引用。

①一遍の足跡をたどろう

「踊り念仏、一遍の生涯」【YONA YONA DANCE】【アンゴルモア 元寇合戦記】 ななひこ

一遍の波瀾万丈の悟りへの道。踊り念仏の誕生と捨聖といわれる理由とは。

 

一遍上人とはどんな人物?簡単に説明【完全版まとめ】 歴史上の人物.com

10歳で母を亡くして出家し浄土宗西山義を学びました。25歳の時に父の死をきっかけに還俗。ところが32歳で再び出家します。その後、各地を行脚しながら修行にはげみ踊り念仏を始めました。

一遍上人のご生涯  時宗宗務所

一遍ついて話してみると歴史の面白さや楽しさに気づけます。

②一遍の言葉にふれよう

念仏の心がまえ?そんなものはない!「一遍上人語録」 投資を楽しむ♪

武士から僧侶へ。そしてまた武士に戻り、さらにまた僧侶へ。最終的に念仏を拠り所にした一遍の言葉には独自の説得力があります。

③の生き方から学ぼう

『坂村真民と一遍上人『捨ててこそ』 Multiverse

念ずれば花ひらく」の名言で有名な仏教詩人の坂村真民さんは、一遍上人のように全国行脚をしてお札を配るのは真似することができないが、自分の書いた詩集を全国に届ける事はできると個人詩誌を毎月無償配布しています。

さらに学ぼう

時宗総本山 遊行寺  

清浄光寺は神奈川県藤沢市にある時宗総本山の寺院です。近世になって遊行寺と通称されるようになりました。

真光寺  

兵庫県神戸市兵庫区にある時宗の仏教寺院です。ここで一遍上人は亡くなりました。

愛媛,鎌倉,思想家,Ⅰ

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