黒澤明

黒澤明(くろさわあきら)          1910(明治43)~ 1998(平成10)年。東京都出身。映画監督・脚本家・映画プロデューサー。日本を代表する映画監督である。S・スピルバーグ、J・ルーカス、フランシス・F・コッポラなど世界の名だたる名監督たちにリスペクトされて彼らは「kurosawa's son」と呼ばれている。生涯で30本の監督作品を発表した。1943年に『姿三四郎』で監督デビュー。『羅生門』(1950年)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞して日本映画が国際的に認知されるきっかけを作った。その後も『生きる』(1952年)、『七人の侍』(1954年)、『用心棒』(1961年)などが高い評価を受けて、海外では黒澤作品のリメイクが作られた。1985年に映画人初の文化勲章を受章し、1990年にはアカデミー名誉賞を受賞した。没後に、映画監督として初の国民栄誉賞が贈られた。肖像写真『キネマ旬報』1963年4月増刊号より。

①黒澤明の足跡をたどろう

明治・大正生まれの刀剣・歴史映画監督 黒澤明  刀剣ワールド

黒澤明は日本独自の時代劇に革命をもたらしました。心が揺れ動く人間らしい人物描写、リアリズムへのこだわり、これらは若いときから親しんでいる海外文学や西洋演劇への造詣の深さによって支えられているとも言われています。

世界映画史に刻まれた巨匠!【あの人の人生を知ろう~黒澤 明】 文芸ジャンキー・パラダイス

関東大震災、読書、画家としての挫折、俳優・三船敏郎との出会い、ベネチア国際映画祭で世界に認められた『羅生門』、世界中の映画人の心を鷲づかみにした『七人の侍』・・・黒澤映画のスゴさの秘密がわかります。

アメリカ映画に今も影響を与える日本人監督―黒澤明  アメリカンビュー

ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシら世界の名だたる映画監督の巨匠たちが黒澤映画の影響を受けています。

②黒澤明の言葉に触れよう

映画を誰よりも愛した黒澤明の名言に学ぶ“仕事愛”:「自分が本当に好きなものを見つけて下さい」 U-NOTE

「生きているのはいいものだよ。とても面白い」「ひとつ妥協したら将棋倒しにすべてがこわれてしまう」「一生懸命に作ったものは、一生懸命見てもらえる」など私たちの生活や人生に役立つ言葉がいっぱいです。

黒澤明×名言 「仕事に悩む時」編   映画にまつわる名言集

「簡略に説明できれば、理解したと言える」「良いアイデアは、追い詰められて生まれるものだ」「分からなければ、皆の走っているほうに走れ」など仕事をするときに役立つ言葉が満載です。

③黒澤明の生き方から学ぼう

きっと元気になる格言  Toshin.com

「高い山は、それを見る者が高い所へ登れば登るほど、高く見える」―目標を達成するまでには多くの困難がありますが、それを乗り越えたときに強くなれます。高い山の困難を乗り越え、登り続けた人には誰も見たことがない新しい世界が待っていることでしょう。黒澤監督からのエールです。

巨匠・黒澤明の「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」はあらゆる仕事に通じる名言  人生は名言で豊かになる

「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」―この言葉は準備は周到に、実行するときは大胆にという意味ですが、あらゆる仕事に通じる名言ではないでしょうか。黒澤は画面の端にある小道具にまで気を配りながらも凡人が思いつかないようなストーリーに挑戦していました。

さらに学ぼう

【巨匠 黒澤明】世界を揺るがせた革新的な撮影術と脚本作りとは?未だに語り継がれる巨匠黒澤明とその作品らを大解説!  ホイチョイ的映画生活?この一本?

野村芳太郎監督は黒澤作品には「何か言ってやろう」と「何か見せてやろう」という2種類の作品があると言っています。馬場康夫さんがこの後者の観点で主に娯楽性のある作品について解説しています。

巨匠 黒澤 明映画監督作品 ランキングTop10  WatchMojo Japan

黒澤明は生涯に30本の映画を残していますが、この中からベスト10を選んでいます。

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