望月カズ

望月カズ(もちずきかず) 1927(昭和2)~ (昭和58)
 日本出身で韓国の福祉活動家。生涯で133人もの孤児を育て「38度線のマリア」と呼ばれた。4歳で満州へ渡り6歳で母を亡くして孤児となり農奴として転売されながら同地を放浪。17歳のときに朝鮮で知り合った永松夫妻の養子となり日本国籍を得た。一度帰国した後に朝鮮戦争の終結に伴いソウル市内で孤立無援で孤児たちを育て続けた。1964年にソウル名誉市民賞、1967年第一回光復賞、1971年には朴正煕大統領から韓国名誉勲章・冬柏賞がそれぞれ授与された。

①望月カズの足跡をたどろう

100人の韓国孤児を救った日本人望月カズの壮絶な感動ドラマ

望月カズの壮絶な人生をドラマで見ることできます。当時の貴重な写真やフィルムも収められています。

パート1

パート2

韓国に尽くした日本人①~望月カズ「38度線のマリア」~   天国への道2

望月カズの生涯をわかりやすくまとめています。

②望月カズの言葉に触れよう

望月カズさんの福祉精神  フジサワグループ ホームページ

「私は何も持っていませんので、これで駄目なら帰ります。」「死んだら富士山の見えるところに眠りたい」―この2つの言葉に異国で気高く生き抜き、日本人であることを忘れなかった望月カズの生き方が見えます。

③望月カズの生き方から学ぼう

133人の韓国人孤児を育てた日本のお母さん 望月カズ  note田中畔道|歴史と創作

23歳で孤児を引き取ったカズは素性を怪しまれて警察署に連れていかれます。すると子どもたち32人が警察へ「オンマを返せ!」と一斉抗議。この一件をマスコミが報じたことで韓国内でカズは「愛の理髪師」「38度線のマリア」と呼ばるようになり、その純粋で尊い行動を称えられました。

さらに学ぼう

朝鮮戦争  NHKforschool

カズの生涯と深く関わる朝鮮戦争について調べてみましょう。

「愛は国境を越えて」アンコール上映  神戸映画資料館

カズの生涯は1965年に韓国で『愛は国境を越えて』というタイトルで映画化されています。なかなか見る機会がありませんが2007年には上記資料館でアンコール上映されています。

東京,教育家,昭和戦前期,昭和戦後期,AH

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