足利尊氏

足利尊氏(あしかがたかうじ) 1305(嘉元3)年~1358(延文3)年
鎌倉時代末期から室町時代(南北朝時代)の武将。室町幕府の初代将軍。もとは鎌倉幕府の御家人で足利貞氏の次男。後醍醐天皇の倒幕に協力して鎌倉幕府を倒した。その後、武家政治を再興させるために後醍醐天皇を吉野に追いやり(南朝)、べつに光明天皇を皇位につけた(北朝)。征夷大将軍に任じられて京都に幕府を開いた。
①足利尊氏の足跡をたどろう
室町幕府の誕生 NHK for school
足利尊氏は後醍醐天皇とともに鎌倉幕府を倒し、政治の中心は京都に移りました。しかし、後醍醐天皇による政治に多くの武士が不満を持つようになると尊氏は新しい天皇を即位させて京都に幕府を開きます。これに対し後醍醐天皇は吉野に移りました。
足利15代将軍 初代将軍/足利尊氏 刀剣ワールド
足利尊氏は室町幕府を開いた初代征夷大将軍です。足利氏はもとは鎌倉幕府内で重要な地位にいました。北条氏に変わる武家のリーダーを期待されていた8代目の尊氏が鎌倉幕府を滅ぼして将軍の地位に着きます。
日本史上最悪だった男~足利尊氏 日本の魅力を再発見 GuidoorMedia
尊氏は戦前は謀反人・逆賊とされる存在でした。なぜそのような低い評価を受けていたのか?尊氏の生涯と業績を振り返りつつ、真相に迫っていきます。尊氏を取り巻く人々についても詳しい解説があります。
②足利尊氏の言葉にふれよう
足利尊氏 最期の言葉 戦国百人一首⑲ 明石 白(歴史ライター)
尊氏は「文武両道は車輪の如し」と言っています。しかし、戦場においては「文者(もんじゃ)は功なき者なり」と言うのです。どういう意味なのでしょうか?
③足利尊氏の生き方から学ぼう
性格もよく部下に好かれた『足利尊氏』 ベネッセ教育情報
僧の夢窓疎石は尊氏のことを「戦場では怯まず、敵を憎まず、物おしみしない器量の大きい人物」と言っています。
さらに学ぼう
足利氏館(足利氏宅跡)の歴史や見どころなどを紹介しています - 戦国時代を巡る旅へ
足利氏館は平安時代末期に築かれました。周囲に堀を巡らせ土塁を築いて邸宅としていました。その後、館内に持仏堂が建てられ、これが鑁阿寺(ばんなじ)となりました。鑁阿寺は足利氏の氏寺となります。
足利氏との関わり 足利市観光協会公式サイト 学び舎のまち足利
足利氏発祥の地である足利市内には足利氏ゆかりの社寺が数多く点在しています。
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