感想文祭り 第23回 荒井退造(第7回『島守忌』一次選考を兼ねる)、個別指導フラワースタディ、7名、栃木県宇都宮市、R070623
実施学年: 個別指導フラワースタディ 中学生
対象人物: 荒井退造
参加人数: 7名
表彰日: 令和7年6月23日
実施教師のコメント: 今年も6月23日の「沖縄の日」を前に、「栃木の知られざる偉人・荒井退造」について学ぶ感想文祭りを実施いたしました。
今回参加した子どもたちにとって、荒井退造という人物を知るのは初めてのことでしたが、その勇気ある行動や功績に大きな驚きと感動を覚えていたようです。
今後もこのような学びを通して、沖縄戦をはじめとした歴史に目を向け、戦争と平和についての理解を深めていってほしいと願っております。

怖いことや痛いことに立ち向かって、人々を守る勇気がすごいなと思いました。(中2男子)
僕は、多くの沖縄県民を救うために命を懸けた荒井退造のような人物が栃木県出身だったことを知りませんでした。
退造さんは、県警察のトップとして戦火の中、二十万人の沖縄県民を救った人でした。
そんな彼は、警察官という職業に誇りをもって働きました。そしてどこに赴任しても、そこで住民のために働くという信念を持っていました。
それにより退造さんとその部下たちは、沖縄県民を救うため疎開を進めるように努力しましたが、誰も疎開に前向きになれませんでした。あげくのはてには、県知事のも邪魔され、なかなか疎開が進まないという苦労をかかえていました。
そこで僕は退造さんの、自分の命よりも他人の命の方が大切だ、と思わせるような行動が印象に残りました。そして、怖いことや痛いことに立ち向かって、人々を守る勇気がすごいなと思いました。
僕はこれまで退造さんのように目標があっても頑張りきることもできなかったし、友達や家族を守るために自分から怖さや痛さに立ち向かうこともできなかったので、これから自分にできることを頑張りたいです。退造さんのように他人に命を捧げられないかもしれないけれど、目標に向かって頑張ることはできるので、これからは自分にできることを積極的に頑張りたいです。