感想文祭り 第9回 荒井退造、個別指導フラワースタディ(学習塾)、中学生15名、宇都宮市、R051204
実施学年: 栃木県宇都宮市 学習塾・中1、中2
対象人物: 荒井退造
参加人数: 15名
表彰日: 令和5年12月8日
実施教師のコメント:
今回は地元栃木県の偉人として、荒井退造を取り上げました。戦時中の沖縄で、沖縄県民の疎開を推進し、沖縄地上戦の際にも、最後まで県民の避難、保護に尽力した人物です。
近年映画化もされた人物ですが、県内での知名度は低く、生徒たちも今回初めて彼のことを知り、学びました。学習後は、『荒井退造をもっと知りたい』『もっと多くの人が彼のことを知るべき』といった感想が多かったのが印象的でした。
感想文祭り実施後、ある保護者様からは、『子供が楽しんで学べただけでなく、将来の目標をより強く意識するようになり、良い影響がありました』というコメントを頂きました。今後も人間教育の一環として、歴史人物学習に取り組んでまいります。
「たとえ郷土を守るために屍をさらすとも」という言葉が心に響いた(中二)
荒井退造さんは、栃木県生まれの人で、さまざまな活躍をした人なので 、もっと調べてみたいなと思いました。私が荒井退造さんの印象に残った言葉は、「たとえ郷土を守るために屍をさらすとも」という言葉です。 この覚悟を込めた一言が心に響きました。そして荒井退造さんは疎開がうまくいかなくても、最後まで諦めずに県民たちを守ろうとしていて、くじけたりせず強い心を持っていたので、私も見習って、何事にも最後までも諦めずに、行動できる人になりたいなと思いました。
県民の避難と保護を率先して取り組んだ姿に感銘を受けた(中二)
特に私が印象に残った行動は、米軍の無差別空襲が行われたとき、県知事は逃げ出し職務放棄したにも関わらず、荒井さんは県民の避難と保護を率先して取り組んだ姿で、とても感銘を受けました。
荒井さんは警察官として誇り高く、どんな困難にも立ち向かい、県民のために力を尽くした人だということが分かりました。栃木県で私のように荒井さんについて知らない人が多いと思います。なので、より多くの人に知ってもらい、荒井さんの行動や生き方に触れてもらいたいと思いました。
生徒に全力を尽くし、何があってもあきらめない小学校の先生になりたい(中一)
私は「荒井退造」という人を初めて知りました。どんな行動をしたのかを知って感動して、心が揺さぶられました。 その中でも最もすごい人だと感じたのは。 決して「諦めなかった」ということです。全然関係を持たない場所の知らない人々のために、何があっても何を言われても諦めない荒井氏の行動にまず私は驚きました。 命をかけてでもこの地の人を助けたい、そう思ったことがないからです。
私の将来の夢は、小学校の先生になることです。なぜなら小学校の時に荒井氏のような心を持つ恩師と出会い、人のために働きたいと思ったからです。今日この話を聞いて、一つ夢が増えました。それは「生徒に全力を尽くし、何があってもあきらめない小学校の先生になる」ことです。荒井氏のように、誰かのために全力を尽くし、その人、またはその人達の心に残るような人になりたいです。
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